石垣島でマンタを見るなら?おすすめの時期とダイビングショップ選び
2026年08月24日
海の中では、季節や天候、潮の流れによって見られる景色が変わります。前日に多くの魚が集まっていた場所が、翌日には静かな海になっていることも珍しくありません。予想どおりにならない部分も含めて楽しめるのが、自然の海で潜る魅力です。 石垣島周辺には、マンタとの出会いが期待できるポイントがいくつもあります。ただし、マンタが集まりやすい場所は1年を通して同じではありません。風や波の影響で船が向かえない日もあるため、季節と当日の海況を踏まえてポイントを選ぶことが大切です。石垣島周辺で見られるマンタ
石垣島を含む八重山諸島で主に見られるのは、ナンヨウマンタです。石垣島近海では横幅3メートル前後の個体が多く、大きな胸びれを動かしながら泳ぐ姿は、水中で見ると強い存在感があります。エイの仲間ですが、尾にはアカエイのような毒針がありません。 マンタは石垣島だけにとどまらず、西表島や黒島、小浜島、新城島などの周辺海域を移動しています。腹側にある黒い斑紋は1匹ずつ異なるため、写真から個体を見分けることもできます。同じマンタと別の場所で再会する可能性があることも、八重山の海ならではの楽しみです。マンタに会いやすい時期
川平石崎周辺では、7月頃からマンタに出会える機会が増え、9月から10月頃にかけてさらに期待が高まります。特に川平石崎などでは、マンタが体についた寄生虫や古い皮膚を小魚に取り除いてもらうため、クリーニングステーションと呼ばれる根(海底の岩場やサンゴ礁)へ立ち寄ります。タイミングが合えば、複数のマンタが同時に現れることもあります。 マンタは朝から夕方まで入れ替わりながら現れますが、10時から14時頃は比較的遭遇しやすい時間帯とされています。秋には、1匹のメスを複数のオスが追いかけるマンタトレインが見られる場合もあります。ただし、野生の生き物のため、時期や時間が合っていても必ず会えるとは限りません。冬は黒島周辺で見られやすい
1月から2月頃になると、黒島周辺でマンタが見られる機会が増えます。冬から春にかけて水面付近にプランクトンが集まりやすくなり、それを求めてマンタがやってくるためです。口を大きく開けて水面近くを泳ぐ捕食シーンを観察できる場合があります。 黒島V字ではマンタが浅い場所にいることが多く、日によっては、ダイビングよりシュノーケリングのほうが見つけやすいこともあります。一方、冬の石垣島は北寄りの風が吹きやすく、水温も下がります。海から上がった後に体が冷えないよう、厚手のウエットスーツや羽織れる防寒着を準備しておくと安心です。季節によって見られる場所が変わる理由
マンタが現れる場所は、その時期に何を目的として行動しているかによって変わります。川平石崎などでは、ホンソメワケベラをはじめとする小魚に寄生虫を取り除いてもらうため、クリーニングステーションと呼ばれる根へ立ち寄ります。 黒島周辺では捕食、川平石崎やヨナラ水道ではクリーニングや求愛がマンタの集まる主な理由です。さらに、水温や潮の流れ、餌の量も移動に関係します。マンタが見られやすい季節でも、波やうねりが強ければ船がポイントへ向かえないため、当日の判断が欠かせません。代表的なマンタポイントの特徴
川平石崎マンタシティは平均水深が4メートルから8メートルほどで、比較的初心者も参加しやすいポイントです。根の近くで待ち、クリーニングに訪れるマンタを観察します。ただし、北寄りや西寄りの風には弱く、マンタを保護するため停泊できる船の数にも制限があります。 黒島V字は冬の捕食シーン、パナリビッグコーナーはクリーニング中のマンタを狙いやすい場所です。ヨナラ水道や野原曽根では、白い砂地や深い海を泳ぐ姿が見られますが、潮の流れが強いため、ドリフトダイビングの経験が必要になります。風向きもポイント選びに関係する
石垣島周辺のダイビングでは、風向きによって向かえるエリアが変わります。川平石崎は北東から西寄りの風、黒島V字は北西から南寄りの風が強い日に海況が崩れやすくなります。パナリビッグコーナーは東や南東、南寄りの風に影響を受けます。 予約時に希望するポイントを伝えていても、当日の風や波によって行き先が変更される場合があります。1か所だけに絞るより、石垣島周辺に加えて黒島、パナリ島、西表島方面まで案内できるショップを選ぶと、その日の海に合った提案をしてもらいやすくなります。経験に合ったショップを選ぶ
ダイビングを始めたばかりの方や、久しぶりに潜る方は、浅いポイントを中心に少人数で案内しているショップを選ぶと安心です。体験ダイビングの場合は、呼吸や耳抜きの練習時間があるか、海況が悪いときに別のプランを提案してもらえるかも確認しておきます。 ヨナラ水道や野原曽根を希望する場合は、必要な経験本数やドリフトダイビングの経験を事前に確認してください。参加条件はショップによって異なります。条件を満たしていても、潮の速さや当日の参加者の様子によって案内が見送られる場合があります。マンタの動きを邪魔せずに観察する
マンタを観察するときは、追いかけたり触れたりせず、泳ぐ方向をふさがないことが基本です。クリーニングステーションの根の上へ入ったり、水中ライトを直接向けたりすると、マンタにストレスを与える可能性があります。 ガイドが案内する位置と深度を保ち、マンタが近づいてきても静かに見守ります。石垣島でマンタを狙うなら、夏から秋は川平石崎、冬は黒島周辺が主な候補です。季節だけで決めず、風向きや潮の流れ、自分の経験に合ったポイントを選ぶことが、マンタとの出会いにつながります。石垣島でマンタが見られるダイビングショップなら南ぬ島 DIVE SITE
石垣島でマンタが見られるダイビングショップを探している方は、マンタポイントへの案内実績や当日の海況に応じた対応力を確認することが大切です。南ぬ島DIVE SITEでは、参加者の経験や海の状況を見ながら、その日に適したポイントをご案内しています。




